今日は奥さんが入院中にしておくべき旦那の準備を紹介します。
この記事では夫である僕自身が実際に妻が出産を終えて子供と一緒に帰ってくるまでに準備した内容や「もっとああしておけばよかった!こうしてよけば良かった!」などの実体験に基づく内容をパパ視点からお届けします。
この記事の目次
妻が退院してくるとこんな生活になる!
①、本当に仕事ができない!
よく周りには「子供が生まれたら全然仕事できないよ」と言われていましたが、そうだろうなとは思いつつも実感はありませんでした。
しかし、本当に仕事ができなくなるほど忙しくなります。下の章で詳しく触れますが、仕事どころではなくなってしまうので今のうちに前もってできる仕事は家に持ち帰ってでも終わらせておくことをオススメします。
②、部屋の大型改装をするヒマも場所もない!
赤ちゃんを迎え入れるために専用の部屋を作ったり、ベビー用品を収納する棚を用意したりと色々考えていたとしたら、妻の妊娠中や入院中の時間にやっておかないと時間が取れません。そして赤ちゃんがいる環境で棚の組み立てやDIYなんてしたらすぐに起きて泣き出してしまいます。
③、妻のフォローに自分の時間を全て注ぐことに!
出産を終えた奥さんは体はボロボロで座ることすらままなりません。そうなると、家事・洗濯・料理・赤ちゃんのお世話まで全て旦那側が中心となってやっていかなければなりません。
④、夫婦の時間が取れない!
育児に追われて数週間経ったとき初めて気が付いたのは、夫婦で会話はしているんですが2人のことを話す時間が全く取れてないことに気がつきました。2人交代で子供をみているとお互いの休憩時間を入れるとすれ違い生活となり、想像以上に2人のことを話す時間というのがなくなってしまいます。
⑤、プライベートな時間が取れなくなる!
覚悟はしていたことですが、自分のプライベートな時間を取るヒマなんてなくなります。僕は映画鑑賞やドライブ、キャンプなどが趣味ですが、キャンプやドライブはもちろん、映画すらまともに見る時間はありません。
2時間の映画鑑賞ですら赤ちゃんが静かにしていませんし、妻と子供の様子も見ていないといけません。またこの期間に自分のことを優先したら一生奥さんに嫌味を言われ続けてしまうことでしょう…。気をつけましょう。
以上のことから、妻の入院中に子供を受け入れる環境を整えなければその後作る暇はありません!
これは後でやればいいやと放っておいたものは後々地獄を見ました。この最後の旦那さん1人の時間にやられることを全てやりきる必要があります。
赤ちゃんを迎え入れる部屋を作ろう!
赤ちゃんを迎え入れる部屋を作る時間が取れるのは、妻と赤ちゃんが帰ってくる入院中の期間が最後です!実際に用意した方がいいベビー用品や、部屋の模様替えで良かった点など含め紹介していきます。
まず、赤ちゃんを迎え入れる上で僕が用意したものが以下になります。
- ベビーベッド
- ハイローチェア
- 空気清浄機
- 加湿器
- ベビーワゴン
- 哺乳瓶
- 哺乳瓶洗浄容器
- オムツ
- ベビー服
- 子供用タオル
- 沐浴用のベビーバス
道具についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事からどうぞ!▽
【決定版】出産したらすぐに用意しなければいけない道具12選
うちは1LDKのマンション住まいなので、元々の家具の配置などを考慮しながらベビー用品を置きました。配置的にはこんな感じ↓
元々2人で住んでいた部屋で、80平米ある部屋だったので結構余裕があるつもりでしたが、ベビー用品を置いてみたら見事に部屋が埋まり切ってしまいました。
最初は個室にベビーベッドを設置してアメリカ式に赤ちゃん専用部屋を用意しようと考えていたのですが、いざ生まれてみると近くにいないと不安になったため家族全員で同じ部屋で寝て、何かあったらすぐ起きれるように部屋の環境を整えました。
この環境にして2週間過ごしてみて気づいたことは、「収納の少なさ」と「赤ちゃんの近くだと眠れない」ということでした。
うちの育児の夫婦間のタイムスケジュールはこんな感じ↓
朝は妻が、夜中は僕がそれぞれ赤ちゃんの世話をする毎日です。
部屋が同じ空間だと、夜中僕1人で赤ちゃんの世話をしていても少しグズルとすぐ妻が飛び起きて「どうしたの?大丈夫?」と起きてきてしまいます。赤ちゃんのことが心配で声が聞こえると反射で起きてしまうんだそうです。
これだと折角の交代制も意味がありません。そのため途中で寝室とベビーベッドを振り分け、不便だった子供用の収納棚も増設しました。
その結果部屋の構造はこうなりました↓
この配置にしてからは妻も夜ぐっすり眠れるようになり、夜中僕もそこまで気を使うことなくあやすことができるようになりました。
3、具体的な部屋作りのコツ
片付いて見える部屋にするために必要な要素は2つです!
①赤ちゃん用の収納スペースは最低でも棚3つ分用意する!
②余裕があればハンガースペースがあると尚良し!
うちは、以下の3つの収納棚でベストな環境作りが出来ています!
- 「オムツなどの雑貨品収納棚」
- 「ミルク・哺乳瓶棚」
- 「オムツ・着替え交換棚」
「オムツなどの雑貨品収納棚」
オムツの在庫やお出かけ用ミルクのストックなど、すぐには使わないベビー用品の収納に使っています。オムツなどは結構嵩張るので平気でこの棚1つ分が埋まってしまっています。
我が家で使ってる棚はこちら▽
「ミルク・哺乳瓶棚」
哺乳瓶やミルクの替えをストックしています。2段タックですが、一番上にはミルトンの哺乳瓶つけ液と哺乳瓶の乾かすエリアで占領されています。
下の棚の中にはミルクの替えなどが収納されています。大型ミルク缶1つを大体2週間程度で飲み切ってしまうため、これも結構場所を取られます。
我が家で使ってる無印の棚はこちら▽
「オムツ・着替え交換ワゴン」
よくインスタなどでも見かけるIKEAのワゴンです。みんな使っているのでうちも試しに用意してみたらすごく楽になりました!
これはIKEAでワゴンを買ってきて、よく使うオムツや保湿液などを収納しておけてどこでも運びやすいのでとても重宝しています。
ちなみに、うちの棚の収納内容はこんな感じです!
このIKEAのワゴンはAmazonでも買えます▽
余裕があれば「ハンガーラック」の場所を確保しておきたい!
「抱っこ紐」や「ベビーコート」など基本ハンガーで吊るす必要があるものようにハンガーラックコーナーがあると非常に便利です!
うちも途中でこれを導入しましたが、これがあると部屋が散らかりにくくなるので非常におすすめです!
赤ちゃん用品が増えて、子供の世話に追われているとどうしても部屋は散らかっていってしまうものです。そうなると気持ちも落ち込みやすくなってしまうので、うちは精神衛生面を整えるためにも追加でハンガーラックを用意しています。
4、仕事が出来なくなる覚悟をしておこう!
元々在宅ワークだった僕の仕事も現在のコロナのせいで、打ち合わせもリモートとなり一切外出もしなくなりました。
通勤や拘束された時間がない分、子育てしながら仕事の時間も取れるだろうと考えていましたが非常に余ったです。
子供が生まれると一切仕事が出来ません!
本当にそんな出来ないの?という方のために具体的に説明します。
赤ちゃんは生後36ヶ月になるまでは、定期的にミルクをあげなければなりません。
では、その授乳の間に仕事ができるかというと想像以上にそんな時間はないんです。下の表が生後1ヶ月までの僕のタイムスケジュールです。
深夜1時のミルクが終わったら妻には寝てもらってワンオペです。
機嫌良く寝てくれたらこの白い部分の時間で仕事など出来ますが、機嫌良い時なんてそう簡単にありません。
妻が起きてる間は交代で世話をしていきますが、それでもグズったら30分〜1時間はあやさないといけないのは日常茶飯事です。
酷い場合だと深夜1時から朝7時までずっと抱っこしてないとグズってしまうなんて日も結構あります。
以上のようにうちは妻が育休を取ってくれているので、日中面倒を見てもらっている間に何とか仕事をこなしていますが、それでも仕事はどんどん遅れが出ています。
ですので、今から赤ちゃんを迎え入れるお父さん達は仕事ができなくなる前提で考え、実家にヘルプを頼んだりベビーシッターを検討したり0歳保育園など対処方法を考えておくことをオススメします。
世の中のワンオペしている方々は本当に凄いと思います!奥さんに全て任せてしまおうと考えていると色々まずいことになっちゃうかもしれませんので、旦那さんはできるだけフォローしてあげたほうがいいかもですよ。
赤ちゃんは物凄い可愛いですが、かなり大変というのも本音です。
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